トレンドマイクロの調査によると全世界で医療機関の10万件以上の機器がインターネット上に暗号化されずに脅威にさらされているとのことです。そのうち、カナダと米国の二カ国で88%を占めています。日本は3番目で1.83%で3番目となっています。
これは医療機関のIT化が、どの程度進んでいるかどうかにもよるのですが、北米が極端に深刻にみえるのは医療情報のインターネット経由での共有化が高度に進んでいるためとも言えます。日本の場合、病院施設内のIT化は進んでいますが、地域医療ネットワークと言われる医療情報の共有化は、一部に限られています。
日本の医療ITは施設内がネットワーク的に要塞化されているので外部の接続が基本的に許されていません。これは安全ではありますが、情報の共有化の制約にもなっています。
米国ではHIPPA「医療保険の携行と責任に関する法律」で医療セキュリティを定めており、重要な情報の暗号化を規定しています。日本では厚生労働省が「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」として暗号化を規定してます。
このガイドラインの今年発表された第5版では、オープンなネットワークの利用に関する規定や、BOYDやモバイル端末の使用時の規定も盛り込まれました。これにより、多くの医療情報がインターネットを経由してやりとりされることが予想されます。いままで要塞化していたものを、セキュリティを維持して共有化するのは簡単なことではありません。このような中でデータの暗号化技術はさらに重要な役割を果たすことになるでしょう。
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