セキュリティ対策というのは非常にコストがかかるイメージがあるため、どうしても対策が後手になりがちです。特にデータ暗号化はエンドユーザから見えない部分なので考慮されないことが多くなります。
しかし、それは大きな視点を見過ごしています。データの暗号化はサービスの差別化のチャンスと捉えることができます。つまり、コスト以外の営業的メリットが非常に大きいのです。
例えば
「我社のサービスはお客様のデータの安全を第一と考え暗号化して保存しています。」
と宣言した場合、そのサービスに対するブランドイメージやお客様の安心感は格段に向上します。
また、これだけではありません。セキュリティを意識したサービスの構築を心がけることで従業員のセキュリティ意識も同時に向上します。自社のサービスへの信頼を心から持つことで、その溢れ出る自信がお客様にも伝わり営業的な効果も上がっていきます。
「暗号化の必要性を感じない」と思う方は、「お客様に安心を提供する」「ブランドイメージ向上」「従業員のセキュリティ意識向上」という新たな付加価値が生まれることに注目していただきたいと思います。