クラウドセキュリティに対する意識の変化と不安

安価なクラウドサービスが増えたこともあって、企業におけるクラウドシステムの利用の実態は大きく変わりつつあります。以前までは当然のように不安視していたセキュリティも、実際に利用してみて問題なく利用できることが分かれば、その後、多くのシステムをクラウド上に構築するようになり、新サービスのほとんどはクラウド上で構築されるようになってきました。

不思議なもので、多くの人や企業がクラウドを利用し始めると、急に安心感が出るのか、「クラウド」=「安全」という単純な考えを持つ人も現れ始めました。弊社が独自に行ったアンケートでは企業がクラウドを利用する理由として「セキュリティ面で安心できる」と答えた人が39%ともっとも多く、「システムの管理を任せられる」が35%と続きました。つまり、もはやクラウドのイメージは「不安」から「安心」に変わりつつあるのです。

これはクラウドサービスを提供している会社にとっては喜ばしいことだと思いますが、この単純なイメージの変化はセキュリティ意識の薄れととらえることもできます。どんなサービスでもある程度普及すると、よく中身を知らないまま利用する人が一定数現れてきてトラブルを引き起こします。

たしかに、クラウドサービスのセキュリティ機能は大きく向上していますが、それをどのように利用するのかは、利用者の判断になります。セキュリティ意識の低い人が何も分からず利用すると、正しい設定ができずに逆にリスクが大きくなります。

「クラウド」だから「安心」ではなく、どのようなセキュリティ対策をとっているのかしっかりと把握し利用していただければと思います。

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もし、ご興味があればお気軽にご連絡をいただければと思います。
よろしくお願いします。

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